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【建材のいろは】合板の種類 其の二

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ポリ合板とメラミン化粧合板

■ポリ合板

ポリエステル樹脂化粧合板は「ポリ合板」や「ポリ板」などと呼ばれています。
合板の表面に化粧紙を貼り合わせ、そこにポリエステル樹脂を塗布しフィルムをかけた後に樹脂を延ばして硬化させた板です。表面はツルツルとした光沢のある表情をしています。「強化シートが塗装された薄いベニヤ板」というイメージで、表面強度はメラミン化粧板より劣るため、引き出しの中の化粧など人が触れない部分に多く使われています。
ポリ合板は小さな工場でもつくれため比較的安価に供給されますが、耐久性に劣るのが欠点です。

■メラミン化粧合板

メラミン化粧板は、樹脂含浸紙というメラミン樹脂にフェノール樹脂を加えたものを何枚もかさねて高温・高圧で積層成形しています。メラミン化粧板の「メラミン」とは「メラミン樹脂」のことを指します。アミノ樹脂系の熱硬化性樹脂で、硬度が高く、耐熱性・耐水性・耐候性・耐摩耗性に優れているのが特徴です。キズに強く焦げにくいので、キッチンの天板・家具などに多く使われています。メラミン化粧合板は大きな工場でないと生産が難しく、そのためポリ合板よりも値が張りますが、耐久性に優れています。

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