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【建材のいろは】ケイ酸カルシウム板

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耐火性と耐水性に優れた無機質ボード

ケイ酸カルシウム板はケイカル板ともいわれています。「ケイ酸質原料」や「消石灰」、「パルプ」などの補強繊維が主原料です。ケイカル版の特徴は「耐火性」と「耐水性」です。
石膏ボードと共に不燃建築材料として耐火効果に優れていて、耐水性にも優れているため、石膏ボードでは対応できないキッチン、洗面所の壁、浴室の天井などの湿気が多く濡れやすい箇所に使用されます。石膏ボードと比べてクギやネジが効き、タイル、塗装、ビニールクロスによる仕上げが可能です。
また、ケイカル版は軒天にも使われます。火災時の延焼を防止する効果があり、雨水や日差しから外壁を守る役割もあります。さらに屋根裏を換気する効果もあるため建物の一部として重要な建材です。

ケイカル版はセメント系の無機質ボードです。無機質とは、木質系ではなくセメントなどを主原料としていることを意味します。石膏ボードもケイカル版と同じく無機質ボードです。セメントを固めただけの板だと割れやすく建材には適しません。そこで繊維質などを混ぜて割れないように耐久性を上げたのが繊維強化セメント板(スレート板)で、ケイ酸カルシウム板、フレキシブルボード、大平版などに分類されます。

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