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【建材のいろは】合板の種類 其の三

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MDF、パーティクルボード、OSB

木片を集めて成形した合板の種類として、繊維板、パーティクルボード、OSBなどがあります。それぞれ木片の大きさが異なり、用途もさまざまです。

■MDF

木の繊維を熱圧成型したものを繊維板といいます。繊維版の種類として、軟質繊維板(インシュレーションボード)、中質繊維板(MDF)、硬質繊維板(ハードボード)の3つに分類されます。軟質繊維板のインシュレーションボードは断熱や遮音の特性を持ち、硬質繊維板のハードボードは構造用の面材として使用されます。MDF(Medium Density Fiber Board)は「中くらいの密度の繊維板」という意味を持ち、主に家具の素材として使用されます。

■パーティクルボード

木片を接着剤で固めて熱圧を加えることで成形する板です。建築の解体の際に不要になった木材などを利用し成形されているので、木材の資源を有効活用している材といえます。加工がしやすく割れや反りに強い反面、水や湿気に弱く、劣化しやすく膨張率が高いので一般的な木材よりも強度が低いです。

■OSB

OSBはOriented Strand Boardの略で木材を薄いチップにした後に乾燥させ、一方向に向きを揃えて接着剤とともに積層し、高温でプレスして成形した板です。木片はある程度向きが揃えられていますが、層によって向きが交差するように作られているため、強度はあります。もともとは下地材として作られた板ですが、素材のおもしろさから内装の仕上げ材として使用されることもあります。

この三種類の板の内、木片の大きさはOSBが一番大きく、次にパーティクルボード、MDFなどの繊維板が最も木片の小さい板になります。

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