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【インテリアの歴史】アール・デコ

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幾何学的なデザイン

アール・ヌーヴォーの耽美的な装飾様式から脱却して、新しい装飾様式を追求する運動がフランスを中心に起こりました。幾何学的なデザインで、左右対称の家具のデザイン、パターン化された文様が流行します。アール。デコという名称は、1925年当時にパリで開かれた「アール・デコラティブ(装飾芸術展)」から引用された言葉で、ちょうどその展覧会が催された頃のデザイン様式を呼びます。デザインはネオクラシック様式やアンピール様式などからヒントを得て、日本の趣きやアフリカの芸術など諸外国の様式を折衷しています。素材は黒檀やマホガニー、クルミなど高級素材を使い、象嵌細工も見られます。その一方でマシンエイジの影響からガラスやステンレスも多数用いられました。

■フランス

アール・デコの代表的なデザイン―として、アイリーン・グレイ(Eileen Gray, 1878年 – 1976年)が挙げられます。彼女はアイルランド生まれのインテリア・プロダクトデザイナー兼、建築家として主にフランスで活躍しました。スチールパイプやメタルガラスを用いたシンプルなデザインが特徴で、最も広く知られている彼女のガラステーブルは。「最大限の快適空間を最小限の場所に」という思想を基に設計された自邸に合わせてデザインされたものです。彼女の発想やデザイン力はとても注目され、近代建築の三大巨匠の一人ル・コルビュジェ(Le Corbusier、1887年 – 1965年)はパリ博でパートナーとして彼女に仕事を依頼していたそうです。

■アメリカ

アメリカン・アール・デコとして、クライスラービルに代表される摩天楼などを生み出しました。クライスラービルはウィリアム・ヴァン・アレン(William VaAllenn, 1883年 – 1954年)による、アーチを階段状に積み重ねた頂部のデザインが特徴的な建造物です。アーチの中に入れられた三角形が夜になると照明で浮き上がります。
フランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright、1867年 – 1959年)もアール・デコのステンドグラスや家具をデザインしています。1909年に彼が手掛けたロビー邸のスタンドガラスは直線、斜線、円形、三角形などの幾何学的、抽象的図形の組み合わせで作られています。

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