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【インテリアの歴史】19世紀以降、世界各国のインテリア

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様々な家具のスタイルに展開する19世紀

■アンピール様式 / 19世紀フランス

帝政様式ともいわれ、フランス革命後ナポレオン皇帝時代に流行した様式。ナポレオンの権威を誇示するため、古代エジプトやギリシャ、ローマの威嚇的な装飾様式を取り入れました。
古代エジプトを中心とした古典的な装飾が多く取り入れられ、全体的に重々しく無骨な感じがあります。金メッキのブロンズ金物が代表的で、羽を付けた人物像、輪をくわえたライオン、柱頭にはエジプトのスフィンクスなど重厚で威圧的な装飾が特徴です。材料はマホガニー、ローズウッド、サテンウッドなどの木材のほか、テーブルの天板には大理石を用いたものが多く見られます。イギリスのリージェンシー様式、ドイツのビーダーマイヤー様式にも強い影響を及ぼしたといわれています。
「アンピール」とは「皇帝」「帝政」という意味で、ナポレオンの衰退と共にアンピール様式も廃れていきました。

■ビーダーマイヤー / 19世紀ドイツ、オーストリア

アンピール様式を基調としながら、一般家庭で使える実用的なスタイルにアレンジした様式です。ドイツとオーストリアで流行しました。比較的安価で、ずんぐりとした形に特徴があり、単純で他のスタイルとも合わせやすいため、現在でも広く使われています。
ずんぐりと角張ったフォルムが特徴的のビーダーマイヤーの装飾は単純化されました。花、動物、壺、籠を金や黒や多色使いでペイントしたものがあります。木材はメープル、チェリー、アップル、ときにはマホガニーが使われています。

■リージェンシー / 19世紀前半イギリス

フランスのアンピール様式の影響を受け、古代ギリシア・ローマのデザインに加え、エジプトあるいは中国などのさまざまな要素を取り入れた装飾に特徴があります。
美しい曲線美と簡潔な構成美をもっているスタイルで、材質はマホガニーが多く、外側に向けてしなやかにカーブしたサーベル(洋剣)型の椅子の脚が代表的です。

■ヴィクトリア / 19世紀中頃イギリス

ヴィクトリア女王の治世のスタイルです。産業革命後、資本主義発展の絶頂期を迎え、ロココ、ゴシック、ネオクラシック、ルネサンスなど様々な歴史様式がリバイバルされました。
この時代のイギリス貴族政治から民主政治に移行した時代で、家具やインテリアも頑丈さと過剰な装飾が好まれます。
手工業から機械生産への過渡期にあたり、様々な意味での混乱期にありました。素材には鉄や真鍮も使われ、またコイルスプリングが発明されたため、アップホルスタリ(全体張りぐるみ)のソファや椅子が盛んにつくられ始めます。一部の作品を除いては、機械による量産の結果、粗悪品を生みだすことになりました。

■シェーカースタイル / 18世紀末~19世紀初期

集団生活と自給自足を信条とする、アメリカ東部のシェーカー教徒により確立されたスタイル。その手作りの家具は、不必要な装飾を否定しシンプルで機能的なデザインを生み出しました。その後全米に広まったこの様式は、20世紀に活躍する偉大な各国のデザイナーがリデザインするなど、アメリカで生まれ世界に発信できる初めての様式とされ、アメリカでは非常に大切にされている様式です。
シェーカースタイルは直線的で装飾は全くありません。機能性を主とした素朴な形で、背はラダーバック(梯子形)で垂直に近いです。座はい草を編んだもので、脚は挽きものが多く見られます。チェリー、パイン、オーク材などを使用しています。

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